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フルハーネス義務化

以前からフルハーネス型安全帯の着用義務化は予想されていましたが、下記のように段階的に現行構造規格の安全帯は着用・販売が禁止され、フルハーネス型安全帯に完全移行する予定です。

・2018年3月 労働安全衛生法の施行令と規則などを改正するための政省令と告示の改正案を発表
・2019年2月 新ルールによる法令・告示を施行。高さ6.75メートル以上でフルハーネス型の着用を例外なく義務付ける(建設業では高さ5メートル以上)
・2019年7月末 現行規格品の製造中止。
・2022年1月 現行構造規格の安全帯の着用・販売を全面禁止。

 

なぜ、胴ベルト型ではなくフルハーネス型がいいのか?
①墜落阻止時の衝撃荷重を分散することができる


胴ベルト型は、腰に1本のベルトを装着するため、墜落阻止時に体が抜け出すリスクや、上記の図のように、墜落阻止時に体が「くの字」になり、胸部や腹部を圧迫してしまう危険があります。厚生労働省の統計によると、平成18〜27年(2006〜2015年)の10年間で、安全帯で宙吊りになった際に胴ベルトが胸部にずり上がって圧迫され、死亡する事例が6件ありました。その点、フルハーネス型ですと、胴だけではなく、肩や腿にもベルトを装着しますので、抜ける心配もありませんし、衝撃も分散することができます。

②逆さま姿勢になるのを防ぐことができる


安全帯を正しく装着して墜落阻止したとしても、宙吊り状態での事故事例もあります。宙吊り状態が長くつづくと、心身にさまざまな負担が表れます。一本のベルトで体を支えていると、ベルトの位置に荷重がかかります。それによって、呼吸困難やしびれ、顔面の紅潮などの症状が出ます。救出までの時間がかかると重篤な状態になることもあります。また一本のベルトですと、落下時に姿勢が安定せずに頭部が下に向くことがあります。これは血圧等の負担もありますが、地面との落下距離が短いと頭から衝突してしまいます。しかし、フルハーネス型だとD環の位置が、より頭部に近いので逆さま姿勢になることはありません。

厚生労働省や建設業労働災害防止協会(建災防)などが発行している「正しく使おうフルハーネス」は、必ず目を通すようにしましょう。

「正しく使おうフルハーネス」(パンフレット)

義務化が決定したことで生産が追い付かず現在フルハーネスの購入が難しくなっているそうです。
購入に関しましては英光株式会社 株式会社タイコー へご相談ください。

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